各法人会の
食品ロス削減の活動事例

富山法人会(富山県) 会報2022年8月号 No.104

「食品ロス」問題について講演会を開催

  • 開催日:令和4年6月14日(火)
  • 会  場:オークスカナルパークホテル富山
  • 講  師:南極シェフ 渡貫  淳子 氏
  • 演  題:「南極生活から学んだ事、フードロス対策 ・環境保全について」

女性部会が新たに取り組む「食品ロス」問題について、講演会を開催しました。講師として南極調理隊員の渡貫淳子氏をお迎えし、「南極生活から学んだ事、フードロス対策 ・環境保全について」と題し講演いただきました。南極で出したごみは日本に持ち帰る必要があるため、常にごみの重さ・ごみの素を意識して生活されていたそうです。料理の際には、食材を皮ごと使用して生ごみを減らし、水分をよく絞っておくと焼却コストが抑えられるそうです。余りそうな食材は漬物する、発酵させて賞味期限を延ばすこと、あえて使い切らずに次の料理につなげるレシピといった普段の生活に取り入れやすい工夫を教えていただきました。自分の出したごみのその先を想像する大切さと環境保全に向き合わなければ今まで通りの生活ができなくなるということを改めて感じました。