気仙沼法人会女性部会の社会貢献活動として、これまで長年取り組んできた未使用タオルの寄贈活動に代わり、今年度から新たに「食品ロス削減」に取組むこととした。
家庭からの食品ロスは、一般廃棄物の一部として処理され、焼却処分するため費用は、税金で賄われている。
そして、これらの食品ロスを含む一般廃棄物の処理費用に年間約2.1兆円が使われている。第1回目は9月6日に気仙沼税務署で行われた女性部会税務研修会の際、参加の方に家庭や事業所で余っている調味料やお茶、缶詰等の持ち寄りを呼びかけ、集まった食料品は9月13日に「フードバンク気仙沼」ヘ寄贈した。
食品ロス削減については令和4年度の全国法人会総連合女性部会連絡協議会で取り組みが決定し、実際に実行している単会はまだ多くないが、徐々に活動の輪は広がりをみせている。買物や外食、宴会の場など、身近なところから意識できる非常に取り組みやすいテーマの食品ロス削減。今後も部会のイベント毎に呼びかけし、継続的に活動を展開していくこととしている。
気仙沼法人会(宮城) 2025年 1月号 No.173
「フードバンク気仙沼」ヘ食料品を寄贈
